Message 社長あいさつ

ボイラ・ディーゼルエンジン・環境産業用装置の3部門からなる当社は、設立から30年以上にわたって、重工業に密接に関わりながら日本の産業界を支えてきました。めまぐるしい変化を見せる市場動向に対して部門の多角化により、柔軟な人材配置や技術の応用によってフレキシブルな対応が可能な体制を敷いております。

経営の安定化と健全化は、次なるステップへの足がかりとなります。これまで長年培った、高度な溶接や製罐・組立技術をさらに伸張させることにより、受注から納品という「ものづくり」だけでなく自社・他社を問わないメンテナンスやアフターサービス領域を含めたトータルソリューションを提供する事業拡大を加速し続けています。

オートメーション化が主流の現在、当社ではそのメリットも取り入れながらも、高精度でオンリーワンブランドを形成するために「人材力」と「伝承力」を重視しています。世界に誇る日本の技術力は現場で働く人材に宿ると考えています。

我々だからこそできる仕事に社員全員がプライドを持つこと。そこに甘んじることなく、固定概念にとらわれない新たなフィールドに挑戦する力は、今後を占う鍵になると信じています。

伝統ある「ものづくり企業」としてのアナログ感とビッグデータやシステムを活用したデジタル化の両輪を推進力として、さらなる発展を遂げてまいります。

代表取締役社長 土井 照之